第7回全国食事サービス活動セミナー

〜在宅福祉とコミュニティ〜

2004年7月18日(日)

飯田橋セントラルプラザにて開催

◎ 写真報告 ◎

●講義1「食事サービス施策の動向」
講師:翁川純尚氏(厚生労働省老健局計画課)
介護保険制度の見直しを審議する介護保険部会での論点を軸に、今後の介護予防・痴呆ケア・地域ケアの推進について、また地域包括ケアシステム確立に向け、在宅介護支援センターの役割の重要性や地域住民等の地域資源の活用が求められる状況について最新トピックをまじえご講義いただきました。

 

 

●講義2「介護予防の食事サービス」
講師:熊谷修氏(東京都老人総合研究所地域保健部門研究員)
高齢者の要介護の要因は病気ではなく老化であり、老化をいかに先送りするかという食のあり方が重要になってくることから、低栄養に陥りやすい高齢者の状況や長生きと元気の食の秘訣は「肉類・牛乳・油脂類」、食を楽しむ・おいしく食べることの大切さなど、「食事」で「介護予防」の具体的な手だてをたくさん教えていただきました。

 

●講義3「お年寄りとのコミュニケーションの工夫」
講師:鈴木絹英氏(NPO法人ホールファミリーケア協会理事長)
傾聴とは相手の気持ちに共感し、相手が伝えたいと思っていることを真剣に聞き取る姿勢。聞き上手は話さない、アドバイスや結論を言わない、「間」が大切、言葉よりも声のトーン・態度、礼儀正しく笑顔で、など具体的な指摘から、相づちの打ち方、繰り返し、質問の仕方の工夫、要約して相手に返すなど良い聞き手としての基本技術を教えていただきました。
 
●分科会@「高齢者を対象とした外食産業の動向」
講師:牧元幸司氏(農林水産省総合食料局食品産業振興課)
司会:清水洋行(東京学芸大学社会学研究室助手)
飲食店業全体が伸び悩んでいる中、中食(持ち帰り)産業が伸びている状況、安いだけでなく価格以上の価値をいかに付加し売るかという流れの中での、レストランチェーンの高齢者をターゲットとした工夫の事例など、高齢者の食を産業として捉える視点から業界の動向と課題についてご講義いただきました。
●分科会A『高齢者の食を地域で支える』
「活動者のためのワークショップ」
進行:安藤雄太氏(東京ボランティア・市民活動センター副所長)
地域での活動に悩みはつきもの。ワークショップ形式で、活動回数ごとにグループをつくり、普段なかなか話せない困っていることなどを話す機会を持ち、発表することを通して、問題解決の糸口を探りました。
●平成16年度「愛の声かけ配食運動」
市民参加型食事サービス活動助成贈呈式
平成16年度は10団体が助成決定、明治安田生命保険相互会社広報部社会貢献活動推進審議役平井昭氏より励ましの言葉と共に助成目録が贈呈されました。
●全国食事サービス活動セミナー 総括
山崎美貴子氏(東京ボランティア市民活動センター所長)
住民参加の食事サービスの活動は地域の中でなくてはならない仕事である。同時に制度改革のまっただ中にある現在だからこそ、自分たちの活動目的を言葉や文章にして地域に広げる作業を通じて仲間をつくり、地域に広くミッション(使命)を伝えていく必要がある、と結びました。
 

 

ご参加・ご協力いただきました各関係団体・各個人の皆様、

本当にありがとうございました。

全国老人給食協力会(ミールズオンホイールズ日本協会)とは、
命をつなぐ高齢期の食の問題を公的制度やシルバー産業にのみ任せるのではなく、
市民も参加し実践しながら、
高齢社会に対応できるサービスとして育てていくことを目的に、
全国で活動する団体や個人がつくる連絡組織です。文責(全国老人給食協力会事務局)

〜〜全国老人給食協力会〜〜

 

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