第5回全国食事サービス活動セミナー

〜在宅福祉とコミュニティサービス〜

2002年7月28日(日)

飯田橋セントラルプラザにて開催

◎ 写真報告 ◎

●基調講演 「NPO(住民参加型)の経営戦略とは」早瀬昇氏(大阪ボランティア協会理事)による基調講演。NPO経営で重要な点は、「多様な担い手を受け入れる許容範囲を拡大していくこと」とした上で、担い手を含む活動の支援者を「第二の顧客」と考え、こうした視点に立って顧客が魅力を感じる多様な活動プログラムを団体内に持つ重要性を強調しました。

●パネルディスカッション 「今後の食事サービスに求められるもの」安藤雄太氏(東京ボランティア市民活動センター副所長)、奥出吉規氏(厚生労働省老健局計画課)・柴田博氏(桜美林大学教授)・清水洋行氏(東京学芸大学社会学研究室助手)を迎えました。柴田氏からは、提供者と受け手とが相互に関係性を持ち、相互に支え合い、同時にその人の持つ能力を伸ばす形のサービス提供が望ましいとしました。奥出氏からは、介護予防・生活支援事業の食の支援事業についての解説とアセスメント重視の施策実施について、また、清水氏からは、南豪州ミールズオンホイールズ協会の高齢者食事サービス事例として「担い手の多くが高齢者であり、退職男性も多数参加する高齢者による相互扶助活動」という報告がありました。
●分科会A 「住民参加とコミュニティー」講師に内藤佳津雄氏(日本大学助教授)、事例報告者に白鳥健志氏(野幌商店街グループ「エース」代表)・小石光子氏(ひばり会)。事例報告を受け、内藤氏は『住民参加によって取り組まれる活動は「コミュニケーション」も兼ねた双方向性の活動』と指摘、地域での住民参加活動の意義をわかりやすく解説して下さいました。
●分科会B 「生活の質向上を目指す食事援助」講師:野村知子氏(桜美林大学助教授・厚生労働省「食を通した自立支援検討委員会」コーディネーター)。『「食」は、「自立を支援し、生活の質を向上させる手段」であり、「食」そのものを目的化せず、目的は「食」を通した自立支援である、との認識を持つことが食事サービス実施上、非常に大切である』と指摘されました。
● 平成14年度  市民参加型食事サービス活動助成贈呈式。この度の助成は、明治生命保険相互会社の社会貢献活動の一環である「愛の声かけ配食運動」から始められたものです。平成13年度より全国老人給食協力会に審査が委託され、平成14年度は10団体が助成決定、明治生命保険相互会社取締役企画部長高松泰治氏より励ましの言葉と共に助成目録が贈呈されました。
●全国食事サービス活動セミナー  総括山崎美貴子氏(東京ボランティア市民活動センター所長)からは、『地域の人々が自らの視点で活動し、気づいたこと・発見したことを放置せず自らの問題として捉え、問題解決に向けて様々な地域サービスに繋いでいくことが大切』と住民参加の食事サービスの役割を総括していただきました。閉会後、交流会を開催し、各地の団体同士が出会い親交を深めました。

 

ご参加・ご協力いただきました各関係団体・各個人の皆様、

本当にありがとうございました。

全国老人給食協力会(ミールズオンホイールズ日本協会)とは、
命をつなぐ高齢期の食の問題を公的制度やシルバー産業にのみ任せるのではなく、
市民も参加し実践しながら、
高齢社会に対応できるサービスとして育てていくことを目的に、
全国で活動する団体や個人がつくる連絡組織です。文責(全国老人給食協力会事務局)

〜〜全国老人給食協力会〜〜

 

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